第11回エリーゼ音楽祭全国大会 審査員の先生方

投稿者:|カテゴリ:お知らせ イベント情報 エリーゼ音楽祭掲示板 ブログ 審査員紹介|投稿日:2021年10月22日

こんにちは。エリーゼ音楽祭事務局です。

今年の全国大会でお世話になる審査員の先生方をご紹介します。

(五十音順)

秋谷 えりこ先生
阿久澤 政行先生
大井 健先生
小笠原 吉秀先生
小原 孝先生
菊地 裕介先生
黒川 浩先生
関野 直樹先生
谷 真人先生
新納 洋介先生
ピアニスターHIROSHI先生
藤井 隆史先生・白水 芳枝先生 (ドゥオール)
横山 幸雄先生

開催日別 プロフィールのご紹介

(五十音順)

第1日 2021年11月20日(土)

小笠原 吉秀先生

国立音楽大学卒業。日本大学大学院修士課程音楽芸術(指揮)専攻修了。国内著名なソリストとも多数共演し、とくにピアノ協奏曲は数多く指揮。ピアノ演奏史や演奏表現法・奏法にも造詣が深く、市民講座・大学での講師、またコンクールの審査員、音楽プロデューサーおよびCD監修など幅広く活躍している。プロデューサー・監修で関わった20タイトル以上のピアノ関連のCDは『レコード芸術』『Stereo』等関係各誌上で好評を得ており、特選盤・準特選盤として選出多数。現在、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)演奏会員およびステップ・アドバイザー。東京大学フィロムジカ交響楽団常任指揮者ほか。日本吹奏楽指導者協会、かながわ合唱指揮者クラブ、日本音楽教育学会、音楽教育史学会各会員。CDレーベル「Rondino」代表。


菊地 裕介先生

東京生まれ。桐朋女子高校音楽科在学中に日本音楽コンクールで第2位入賞。高校卒業と同時に渡欧し、パリ国立高等音楽院、ハノーファー音楽大学でピアノ演奏研究に加え、作曲法や歌曲伴奏など、多専攻にわたり研鑽を積む。
皆川紀子、加藤伸佳、ジャック・ルヴィエ、アリエ・ヴァルディの各氏に師事。マリア・カナルス第1位、ジュネーブ第3位等、数多くの国際コンクールに上位入賞後07年帰国。 バロックから現代まで広いレパートリーで活発な演奏活動を行い、ベートーヴェンピアノソナタ全集(オクタヴィア・レコード)などCD録音多数。東京藝術大学をはじめ5つの音楽大学の講師を歴任し、現在は東京音楽大学専任講師、株式会社演代表、CJM神宮の杜音楽院(渋谷区)院長。

新納 洋介先生

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部を卒業。その後、パリ地方国立音楽院上級コースを審査員満場一致の一等賞で修了し、フランス国家演奏家資格を得る。引き続き、同音楽院ソリストコースに進み2002年に修了。
第49回マリア・カナルス国際コンクール第2位、ヨーロッパ音楽コンクール第1位、パリ・マドレーヌ・ドゥ・ヴァルマルトゥピアノコンクール第1位、フランス国際音楽コンクール室内楽部門第1位、カミーラ・トーニ国際コンクール「シューマン賞」など様々な国際コンクールで上位入賞。その後、モナコ、エビアン、ノアンなどヨーロッパ各地の国際音楽祭にも出演し、日本、ヨーロッパで演奏活動を展開している。2004年1月、05年8月、06年12月、08年7月、11年3月、16年6月、21年7月に東京文化会館小ホールにて開催したリサイタルは、いずれも好評を博す。ロシア国立マリインスキー劇場沿海舞台交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団など内外のオーケストラと共演。2011年1月、CDデビューアルバム「ブラームス/新納洋介」を(株)ハーモニーより、また、2016年7月、セカンドアルバム「ラインの歌」(『レコード芸術』準特選盤・『音楽現代』推薦盤)、2020年6月、サードアルバム「献呈」(『レコード芸術』特選盤・『音楽現代』推薦盤)をARM RECORDSよりリリース。
これまでに、青木礼子、高良芳枝、迫 昭嘉、外山 準、園田高弘、ピエール・レアック、ジェルメーヌ・ムニエ、パウル・バドゥラ=スコダの各氏に師事。
2008年から2013年まで東京藝術大学ピアノ科、2009年から2016年まで常葉大学短期大学部で後進の指導にあたる。
現在、国立音楽大学、小諸高校音楽科、及び相模原弥栄高校音楽科講師。

ピアニスターHIROSHI先生

在学中より、リチャード・クレイダーマン曲集や月刊キーボードマガジン、ショパン等
の音楽雑誌において執筆・編曲活動を開始。
クラシックからロック、ポップス、はたまた演歌までジャンルの垣根を越えた幅広い
スタイルをこなせるピアニスト/キーボーディストとして活躍。
従来の堅苦しいピアノ音楽会のイメージを打ち破るユニークかつ、エンタ―テイメント
性の高いライブ活動を展開。変化に富んだメドレー物や、右手でポップス/左手で
クラシックの同時演奏等、斬新かつ奇想天外な独自のピアノ・サウンドを確立。

第2日 2021年11月21日(日)

秋谷 えりこ先生

4歳よりピアノを始める。ボストンのバークリー音楽大学作・編曲科に入学。クィンシー・ジョーンズAward受賞。 その後ニューイングランド音楽院クラシックピアノ学科に編入。ハイドンの孫弟子であり恩師のヤコブ・マキシン(ロシア系ユダヤ人)に師事。卒業後、拠点をN.Y.へ。ジュリアード音楽院在学中には、 ジャズ系ナンシー・ウィルソン、ビニー・カリウタ、ミロスラフ・ビトウス、テリー・リン・キャリントン等、著名なミュージシャンと共演多数。

帰国後は、作・編曲家として、CM:「たかの友梨ビューティークリニック」「ネスカフェ」、テレビ番組:「王様のブランチ」「デジ屋台」、国内外のレコーディング&プレーヤーとして、「Hall&Oats」「ジョン・ローン」「Chara」「SMAP」など多数経験。著作物も、楽曲集「ハイグレード・シリーズ」や、理論書など多数発刊、好評を得ている。

2007年10月、プロデュース&演奏を兼ね、N.Y収録のCD『Tell Me A Bedtime Story』をUniversal Music Japanよりリリース。パット・メセニーグループ初期のリズム隊、マーク・イーガン(B)とダニー・ゴットリーブ(Dr)、ミシェル・カミロやスパイロジャイロのジョエル・ローゼンブラッド(Dr)、MJQやチャカ・カーンのレコーディングに参加のルー・ソロフ(Tp)、ハービー・ハンコックのレギュラー・ギターリスト、新人リオネル・ルエケ(Gt)と共に、スタンダードの数々を奏でた作品が評価を得る。2011年には、ルー・ソロフ絶賛のリーダーアルバム『Something』をeweよりリリース。

ポップス・ジャズ・クラッシック、CM、音楽教育、とジャンルを越え自由で鋭い感性と表現力を持って活動する女性アーティスト。

阿久澤 政行先生

宇都宮短期大学音楽科ピアノ演奏専攻コース卒業後、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業、及び同大学院修了。クロイツァー賞受賞。
平成23年度文化庁海外研修制度研修員としてハンガリー国立リスト音楽院修了。宇都宮市民賞受賞。

近年は指揮者としての演奏活動も本格的に始まり、国内外での音楽活動の幅をさらに広げている。
現在、宇都宮短期大学音楽科専任講師、同附属高等学校音楽科講師、ミュージックアカデミー東京講師。
ミヤラジFM(77.3)「阿久澤政行の美味しいクラシック」メインパーソナリティー、とちぎ未来大使(とちぎ一欧州・音楽交流大使)。

谷 真人先生

作曲、ピアノ、音楽プロデュース、アート・ディレクションなどをマルチに行う「音楽クリエイター」。東京外国語大学卒。外資系広告会社営業など12年のビジネスマン生活を経て音楽の世界に。初歩の手ほどきを受けたピアノを在社中に独学で再開。数々のコンクールに入賞後、30代半ばにして心身を害して退職、’00年パリ国際アマチュア・ピアノ・コンクールで優勝。プロの道にスカウトされ’01年ピアニスト・デビュー。現在は様々なジャンルの楽曲の作曲活動をメインにCM音楽、アーティストへの楽曲提供、舞台音楽などを手がける。また国内外のアーティストを起用しプロデュースするポップス・プロジェクトを行なっており、海外チャートでランクインしたり、海外サイトで紹介されたりと高い評価を得ている。また音楽とビジュアルとを総合的にプロデュースする活動も行なっており、動画制作、グラフィックデザイン、ウェブサイトのプロデュースなども手がけている。

●舞台音楽:
・宮本亞門演出ミュージカル「イノサン」(出演:中島美嘉 他)
・音楽朗読劇「世界から猫が消えたなら」
●楽曲提供:日野美歌、林部智史 他
●CM音楽:ハウス食品、ACジャパン、セキスイハイム 他
●「Bolero XO」(ボレロのジャズアレンジ):アルゼンチン&ドイツAppleジャズ部門でチャートイン
●「Ode To Joy」(第九のポップスアレンジ):米ノースカロライナ州立大学にて楽曲制作を紹介するオンライン・プレゼンテーション
●オフィシャル・サイト:www.masatotani.com

ドゥオール 藤井 隆史先生・白水 芳枝先生 

〜ドゥオール〜 2人が解き放つ 光のハーモニー

これまでの800を超える演奏活動と並行し、雑誌AERAインタビュー、NHK Eテレ「天才てれびくんYOU」出演、音友 web「ONTOMO」連載、彩の国さいたま芸術劇場での「ピアノデュオ はじめのいっぽ」ワークショップ、YouTube「おうちドゥオール」など、ピアノデュオをより身近なものへと前進するドゥオール。

藤井隆史:東京藝術大学大学院修了。文化庁、DAAD奨学生としてドイツ・マンハイム音楽大学大学院に学び、国家演奏家課程(ソロ)及びピアノデュオ科最優秀修了。

現在、武蔵野音楽大学講師、洗足学園音楽大学大学院招聘講師。

白水芳枝:東京藝術大学卒業。野村文化財団、DAAD奨学生としてドイツ・マンハイム音楽大学大学院に学び、国家演奏家課程(ソロ)及びピアノデュオ科最優秀修了。

現在、国立音楽大学講師、洗足学園音楽大学大学院招聘講師。

’04年デュオ結成後、国際的な賞を数多く受賞。以後の活動は聴衆や音楽誌から高い評価を受けている(リリースした5枚のCDはレコード芸術誌特選盤選出、’18レコードアカデミー賞ノミネート)。’18年以降ドイツツアー、シンガポールでのマスタークラス&リサイタル、’21はアメリカ・マイアミPiano Slam13アーティストとしてプロジェクト参加など海外での活動も展開中。

近年はピアノデュオでの後進の指導にも力を注いでおり、彩の国さいたま芸術劇場共催、カワイ梅田協賛のピアノデュオセミナーや、洗足学園音大、武蔵野音大、相愛、同志社女子大などの講座など、ピアノデュオの道を切り拓く指導者としても益々期待されている。

’21年に8枚目CD「Duo Energy」をリリースし、東京、名古屋での記念リサイタルを大好評のうちに終え、今後大阪、岡山、再び東京公演が予定されている。

公式サイト:http://www.yoshie-takashi.com

公式ブログ: http://ameblo.jp/yoshie-takashi/

ドゥオールオンラインショップ:

https://duor.buyshop.jp/

第3日 2021年11月22日(月)

大井 健先生

幼少期に渡独、渡英。メンデルスゾーンの子孫から直接ピアノを学び、Worthing Music Festival、Reigate & Redhill Music Festival等数々のコンクールで優勝および入賞、13歳でロンドンにてピアノ協奏曲をオーケストラと共演するなど演奏活動を開始。帰国後、国立音楽大学を卒業。在学中『くにたち音楽会』、『ソロ・室内楽定期演奏会』出演。『ゾリステンコンサート』にてラフマニノフのコンチェルトをオーケストラと共演。オペラユニット「LEGEND」専属ピアニストを経て2015年キングレコードからメジャーデビュー。セカンドアルバム『PianoLove II』でビルボードランキング1位を記録。2017年ソニー『Xperia』のTVCMに出演。また、作曲家とピアニストのピアノデュオ「鍵盤男子」を結成、2017年ワーナークラシックスからメジャーデビュー。2020年鍵盤男子を勇退し独立。著作『Piano man/集英社』を発表。2021年アルバム『reBUILD』をリリース。全国ツアー『PIANO CLASSICS』を11都市で開催。2022年1月より集英社『青春と読書』にて連載開始。演奏の他、メディア、執筆、講座、レッスンなど多方面で活動中。(株)イープラスパートナーアーティスト。

小原 孝先生

神奈川県川崎市生まれ。ピアニスト・作詞・作曲・編曲家
1990年のCDデビュー以来、全国各地でコンサートを開催その数は1500回を超える。数多くのテレビ・ラジオ番組に出演
クロイツァ―記念賞・中田喜直賞・川崎市市民文化賞受賞
ABU賞を受賞したNHK-FM「弾き語りフォーユー」パーソナリティーを担当、1999年から現在も続く長寿番組となっている。。
2020年YouTubeチャンネル「小原孝pianoチャンネル」スタート。
2022年1月、通算51枚目のアルバム発表予定。2月11日ミューザ川崎シンフォニーホールで開催予定のリサイタルでコロナ禍からの演奏活動復活を計画中。
現在、尚美学園大学客員教授・国立音楽大学非常勤講師
HP「小原孝のピアノサロン」http://www2.odn.ne.jp/~cau57200
HP「弾き語りフォーユー」https://www4.nhk.or.jp.ne/ hikigatari/
YouTube「小原孝pianoチャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCaH1NEU933-WsdXIsuD0f_Q


黒川 浩先生

東京芸術大学音楽学部付属高等学校を経て東京芸術大学音楽学部を首席で卒業。同大学院音楽研究科修了後渡独。旧西ドイツデトモルト音楽大学を最優秀の成績で卒業。帰国後日本演奏連盟主催のリサイタルを皮切りに国内はもとより、オーストラリア、ドイツ、オランダ、アメリカ、ペルー、タイ、中国他活発に演奏活動を行い現在に至る。室内楽の分野でも内外一流奏者との共演を重ね、その音楽性と安定した演奏は、高い評価を得ている。現在フェリス女学院大学音楽学部教授。フェリス音楽教室顧問。北本ピアノフェスティバル実行委員長。千葉ピアノフェスティバル実行委員長。千葉ピアノコンクール審査委員長。芦屋音楽コンクール審査委員長。著書『はるかな星をめざして・芸術が僕にくれたもの』(フェリスブックス)、CD『子供の夢』(ソレイユ音楽事務所)

関野 直樹先生

日本大学豊山高等学校卒業後、日本大学芸術学部音楽学科を首席で卒業・同大学院修了、博士(芸術)の学位を得る。
2001年よりハンガリー政府給費留学生としてハンガリー国立リスト音楽院にて研修.その後もブダペストに活動の拠点を置き、日本と世界各地で演奏活動を行っている。
2001年飯塚新人音楽コンクールでグランプリ受賞.2003年ドイツのワイマールにおける第4回国際フランツ・リストピアノコンクールにてディプロマを取得。2013年10月米国ワシントンで開催されたLiszt=Garison International Festival and Competition のアーティスト部門において第2位に入賞。
2001年のソロデビュー以降、オペラシティ、東京文化会館、紀尾井ホール、サントリーホール大ホールなどでリサイタルを成功させ、アメリカ各地、またドイツを中心としてヨーロッパを初めとする海外での演奏会では全員総立ちの大喝采を受けた。新日本フィルやN響メンバーによる室内合奏団とのコンチェルトを共演、更には華道家である假屋崎省吾氏とのコラボなど日本でも演奏活動を展開。
ブダペストの講習会やフロリダ国際大学、更に2014年にはタイのマヒドン大学での招聘を始め、世界各地の大学などからもリサイタルやマスタークラスに招かれている。現在、法政大学非常勤講師。

横山 幸雄先生

日本を代表するピアニストとして常に第一線で活躍。今年2021年にデビュー30周年を迎える。
第12回ショパン国際ピアノコンクールで歴代の日本人として最年少入賞以来、その後の目覚ましい活躍に対して文化庁芸術選奨文部大臣新人賞や国際F.リスト賞など数多くの賞を受賞。
幼少時代におけるカラヤンやロストロポーヴィチといった当時の最高峰の音楽家との交流に始まり、近年ではゲルギエフ、ルイジといった世界第一線級の指揮者と共演。国内においてもソプラノ歌手の森麻季やヴァイオリンの矢部達哉などトップクラスの演奏家達から共演者として絶大な信頼を得ている。また、教育活動においては辻井伸行をはじめ数々の有望な若手の開花に助力している。
2020年には、ゴールデンウィークから新たに「マイハートピアノライヴ」という形でのインターネット配信を開始、現在も定期的に配信リサイタルを行なっている。なんといっても特筆すべきは、同年8月末に延期して行なったショパン全曲演奏会「入魂のショパン」、そして12月に2日間で行なった「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会」であろう。
音楽活動の一方で、東京と京都にイタリアンレストランをプロデュースし、美食の世界と共に音楽のさらなる普及と発展に尽力している。エリザベト音楽大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授、パデレフスキ協会会長。
オフィシャルサイト https://yokoyamayukio.net

 

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