ピアノデュオ ドゥオール(藤井隆史&白水芳枝)
審査員プロフィール
藤井隆史:東京藝術大学大学院修了。植田克己、クラウス・シルデ両氏に師事。現在、武蔵
野音楽大学講師。
白水芳枝:東京藝術大学卒業。笠間春子、井内澄子両氏に師事。
現在、国立音楽大学講師。
共に文化庁、DAAD他の奨学生としてドイツ・マンハイム音楽大学大学院にて、ベンツ、ダン両教授のもとに学び、ソロ科、ピアノデュオ科最優秀修了。
'04年にドイツにてデュオ結成後、国際的な賞を数多く受賞。以後、国内外にて600近いステージを踏み、文化庁芸術祭参加公演を含むデュオリサイタル、コンチェルト、NHKなどの放送出演、日演連クラシックフェスティバル、NECガラコンサート、トッパンホールシリーズ"Pianists"、現音創立80周年音楽展などへの出演など、ピアノデュオを中心とした活発な演奏活動が世界各地の聴衆、音楽誌から常に高い評価を受け、音楽の友誌「コンサートベストテン」「今最も旬な邦人演奏家」、週刊オン★ステージ「音楽ベスト5」などにも度々取り上げられている。
結成11年目となる'15年には、6枚目CD「2台のピアノのためのゴルトベルク変奏曲」をリリースし、3作連続のレコード芸術誌「特選盤」及び2016年度レコードアカデミー賞器楽曲部門ノミネート盤に選出される。
また、ピアノデュオでの後進の指導にも力を注いでおり、全国各地にて講座、レクチャーコンサートを開催。カワイ梅田や彩の国さいたま芸術劇場共催のピアノデュオセミナーなど、ピアノデュオの道を切り拓く指導者としても、今後の更なる展開が期待されている。
(2017年5月現在)