九州・山口ジュニアピアノコンクールグランプリ受賞

投稿者:|カテゴリ:ブログ 過去のイベント報告|投稿日:2010年10月5日

平成22年8月25日 北九州響ホール

九州・山口ジュニアピアノコンクール(本選)で

高校2年生 田島 遥さん(EME)

グランプリを受賞しました

 

2010年9月1日(水)朝刊

小学生から高校生までが参加対象のこのコンクール

自由曲で参加できる事もあり、毎年レベルが上がっている

今年は、福岡予選(7月)北九州予選(8月)を165名が通過した

最優秀賞65人 その内9人が九州・山口音楽協会賞を受賞

グランプリには高校部門 田島 遥さん(福岡高校2年)

朝日新聞社賞に中学生部門 小川ありすさん(警固中学2年)が選ばれた

 

 

 このコンクールには小学校の頃から毎年挑戦していた遥さん

今年7月にフィンランドでのクフモ音楽祭に参加し

マエストロの特訓を受け、帰国直後のコンクール本選出場

本番では、さほどの緊張も無く思い切って演奏できたようでした

それにしても、まさかのグランプリ お母さんと担当の私長谷川は

思わず「きゃ~!」と周囲も気にせず、と言うか目に入らず

叫んでしまいました

 

小学校から参加し続けていても、緊張して本来の力が出せず

スケールの小さな演奏しか出来ないことの連続でした

毎年レベルは上がり続ける中

進学校に通っている事もあり 勉強も大変で

思うように練習時間も取れず、本人もずっと悩んでいました

 

このままではいやだ!自分自身が変わらなくては!

と言う気持ちが昨年から湧き出し かねてから希望だった

北欧でのクフモ音楽祭に参加したのです

世界中から集まっている音楽家達(ピアノ以外が多い)

との生活が本人にとってかけがえのないものになりました

自分の小ささ 悩みの小ささ そして何よりも 

音楽が好きな自分を再確認できました 

元々周囲への気配り 思いやり やさしさを備えている

遥さんでしたから 音楽が好きだ もっともっと頑張りたい 

勉強し続けて行きたいという気持ちに

新たなスイッチが入り 自分の気持ちに自信が持てた事が

今回のグランプリ受賞に繋がったのだと思います

 

バッハのトッカータ という難曲に敢えて挑戦したこの夏

あたかも教会にいるような バロックの響き・・・

今回の受賞はとてもとても大きな財産になりました

北欧の教会でバッハを聴き 肌で感じたクラシック音楽を

本選でそのまま表現できた結果 頂けたのだと思います

これからは大学受験に向けて またまた忙しくなりますが

遥さんが3歳の頃から一緒に育って生きた私は

共に切磋琢磨しながら

音楽ライフを楽しんで行きたいと思います

まだまだこれから なが~い 付き合いになりそうなので・・・

喧嘩したり 大笑いしたり 泣いたりと 

常に感動していたいと思います

遥さんおめでとう そしてありがとうーーー

 

 

 

担当 長谷川ますみ(ん)でした^^

 

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