1962年 東京生まれ。
都立芸術高校音楽科ピアノ科卒業。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業後、ジョルジュ・シェボック教授の勧めで渡独。ベルリン芸術大学ピアノ科のクラウス・ヘルヴィッヒ教授門下で4年間学んだのち、嘗てモスクワ音楽院でボスクレセンスキー教授のアシスタントだったエレナ・ラピツカヤ教授の元でロシア奏法の研鑽を積み、同大学を卒業。
卒業後はベルリン音楽学校でピアノ科講師として後進の指導にあたると共に、室内楽を中心とした演奏会を定期的に開催。
また、ドイツ国営ラジオに出演する他、ベルリン青少年オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」その他で共演。
ドイツとロシアの2つの異なる音楽奏法と、心理学・整体を取り入れた40年の指導経験から、あらゆるタイプの生徒の問題点の解決と音楽的成長を促す「小宮メソッド」を確立。コロナ禍で始めたオンラインレッスンでも全国大会や国際コンクール優勝や上位入賞の成果が挙げられる。
また、これまでに開催したベルリン・東京・四国(今治)での公開レッスンにおいては、ピアノだけでなくアンサンブルの指導にも高い評価を受ける。
ベルリン日独文化センター文化部の依頼を受け、日本音楽アンサンブル「OTONE」も結成。クラシック音楽とは違う日本文化を紹介するエンターテイメントの舞台で、ピアノの他、編曲も担当。「OTONE」解散後はホルン奏者の夫と「Me-OTOアンサンブル」として日本音楽(古謡・民謡)のアレンジや、西洋音楽と融合させた曲の演奏にも高い評価を受けている。
2025年4月「第一回プレアデス音楽祭 in ベルリン」開催。今後の新たな活動分野となる。
[ K.ヘルヴィッヒ、E.ラピツカヤ、 G.シェボックス、M.ボスクレセンスキー、池本純子、安川加寿子、室井摩耶子各教授に師事]