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エリーゼ音楽祭誕生秘話

私がレッスンさせて頂いている、ある大人の生徒さんのお話です。

5年前、独立した娘さんの残していかれたピアノが可哀相でピアノを始めてみようと、思い切って教室の門を叩いて来られた50代の男性です。この方がある時話して下さいました。

「先生、ピアノに挑戦してよかったです。今では、毎日会社の出勤前にピアノ、帰宅してネクタイを外す前にピアノ。これが何よりのストレス解消法なんです。飲みに行く回数も減りました。週末の過ごし方が変わりました。定年を迎える前に素晴らしい音楽との出会いが出来ました。周りから羨ましがられるんです。発表会やコンクール、たくさんのステージに立てて感動です。まだまだ上手ではないけど毎日がとても楽しいです。音楽と出会えて本当に幸せです。先生との出会いに感謝しています。」

音楽を教えている者にとって、この事は至福の喜びでした。これが本来の音楽の姿ではないでしょうか。

「“音学” ではなく “音楽” を」―――これが私達EMEのモットーです。
音楽を嫌いな方はいないでしょう。 楽しい!嬉しい!すばらしい!この湧き出る感情は理屈抜きのはずです。 ジャンルを問わず、音楽は演奏家や特定の人達だけが楽しむものでもありません。音楽愛好家を増やし、人々に音楽の真の楽しさを伝えていきたい―――そんな想いでこの音楽祭を立ち上げました。

「聴いて、演奏して、みんなで音楽の輪を広げる」という発想の下、EMEは21世紀の新しいコンクールのあり方として、エリーゼ音楽祭を開催いたします。

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